マーミヤかまぼこの歴史

マーミヤかまぼこ、創業の歴史

1945年、石垣島の島民は戦後の食糧難と物資不足で貧困に苦しんでいました。
島で生きるために、創業者の金城ヨシが奉公先で学んだ八重山かまぼこの製法をもとに開業を決めます。
当時は物資不足の影響で、機械ではなく人の手でかまぼこを作りました。この製法が現在のマーミヤかまぼこへと引き継がれています。

創業者

創業当時の写真です。右上の男性が金城豊一。
たまたまカメラマンが近くにいたので撮ってもらったという1950年頃のスタッフ集合写真です。

全国かまぼこ品評会「農林水産大臣賞」を2回受賞

地域のみなさまから愛され続けておよそ80年。
おかげさまで、全国かまぼこ品評会において最高の栄誉である「農林水産大臣賞」を2度受賞しました。
以降、数々の品評会で受賞・評価をいただいております。

【受賞歴】
農林水産大臣賞受賞
昭和59年度 全国かまぼこ品評会 揚げ部門
平成13年度 全国かまぼこ品評会 揚げ部門
※二度は県内初
水産庁長官賞受賞
昭和61年度 全国かまぼこ品評会 揚げ部門
栄誉大賞受賞
全国かまぼこ品評会 揚げ部門
他多数・・・

時代とともに変わる形と、変わらない味

マーミヤかまぼこは、2025年に創業80年を迎えます。
創業者、先代、現社長がこだわり続ける味と歯ごたえは、時代のニーズに合わせて形を変えながら受け継がれてきました。
黒米やジューシー(沖縄の炊き込みご飯)をかまぼこで包んで揚げた「おにぎりかまぼこ」は、創業者がまかないとして作ったものです。おかげさまで、地域の皆さまから長年愛されています。鍋文化が盛んな県外では、「おじやのような食感になる」と好評です。
一番人気の「にんにくたらし揚げ」は、創業期から会社を支えてきてくれたおばーのアイデア商品です。その後、麻辣やピパーチ(八重山諸島のスパイス)などバラエティ豊かなたらし揚げを開発し続けています。
現社長・金城有作が考案した「マーミヤ餃子」は、にんにくやチーズ、魚のすり身を餃子の皮で包んで揚げた商品。店頭に並べるとすぐ売り切れてしまうほど、地域の皆さまから好評をいただいています。
創業者、先代から引き継いだこだわりはそのままに、時代のニーズに応える新しいかまぼこの形を、これからも作り続けます。

現社長 金城 有作